かどまつの競技クイズ記・旅行記

大学でクイズサークルに所属しております。日々得た知識などを豆知識として掲載していけたらと思います。また歴史(特に室町時代〜江戸時代の日本史)も好きなのでその方向に特化した記事も書いていこうと思ってます。ときどき旅行記も載せます。

真の教養人を目指して~パート3 京都二条城

こんばんは。今回は日本の古都「京都」についていくらか書きたいと思います。というのは、筆者が今「京都検定」というマニアな検定の勉強をしているからです。京都は日本の歴史の中心(中世以降は中心とは言えませんが)に常に存在し続けた街ですから、京都を知ることで日本の歴史の様相も浮き彫りになってきます。というわけで、今回はいくらか有名なスポットである二条城に焦点を当ててみました。

 

京都にある城と言えば二条城が有名でしょう。他にも伏見城などありますが…。城といっても豪勢な天守閣があるわけではなく、どちらかというと屋形風の建物です。たしかに京都の真ん中に姫路城のようなデッカイ城を建てるのも忍びなさそうですから…。二条城は、江戸幕府を樹立した徳川家康が京都に建てた京都の出張所のようなものです。将軍の上洛時には、ここが居城となりました。(といっても、3代家光以降は将軍は上洛せず、次に将軍が京都に行ったのは幕末、14代家茂の時と言われています。なので、二条城自体は整備されず、かつてあった天守閣も火事で無くなってしまっています。幕末には慶喜大政奉還を行い、二条城は、江戸幕府の樹立と崩壊両方の舞台となったわけです。二の丸御殿には当時の有名な絵師の狩野派が手掛けた装飾が目を惹きます。また、小堀遠州作庭の庭は天下人の城郭に相応しく、非常に美しいものです。最近は夏のイルミネーションなどコラボイベントも多く開催されているので、興味があれば是非行ってみてください。


今回は短いですがこの辺りにしておきます。

ありがとうございました。