かどまつの競技クイズ記・旅行記

大学でクイズサークルに所属しております。日々得た知識などを豆知識として掲載していけたらと思います。また歴史(特に室町時代〜江戸時代の日本史)も好きなのでその方向に特化した記事も書いていこうと思ってます。ときどき旅行記も載せます。

真の教養人を目指して~パート1

こんばんは。

今回からまた変わったシリーズで記事を書いていこうと思います。このシリーズでは、豆知識シリーズからまた一段階難易度を上げた知識について書いていこうと思います。クイズの世界でも比較的知っているか知っていないかが別れるような層ですね。

こういう記事を書くのは、半ば私自身の復習もかねてというところもありますが...。まあ、連載記事は多い方が続きやすいだろうというくらいの気持ちです。

このシリーズで書いているのは、あまり一般には知られてない(私の独断と偏見ですが)はずのものだと思いますので、気になるものは何個か頭に取り入れてみてください。

 

 

ポアンカレ予想の解決などの功績により2006年にフィールズ賞受賞を打診されるも、受賞を断ったことでも知られるロシア出身の数学者は誰?

 

A. ペレルマン

 

最初から少し難しい問題でしたが、どうでしょうか。とりあえず問題の解説から。

ポアンカレ予想とは何ぞやということですが、これはミレニアム問題の1つです。ではミレニアム問題とは何ぞや...ということですが、これは2000年に懸賞金がかけられた問題群のことです。わざわざ解いた人に賞金まで与えられるわけですから、かなり難しく、大きな問題ということですね。彼はそんな問題の1つであるポアンカレ予想を解いてしまったわけです。(ポアンカレ予想の説明は難しすぎるので割愛します。トポロジーとかが絡んでくるみたいです。)

ただ、彼をより有名たらしめた(少なくともクイズの世界では)のは、フィールズ賞という「数学界のノーベル賞」の受賞を断ってしまったということです。問題が解けたらそれで良い、それ以上は望まないということなんでしょうか。日々理学を勉強している筆者からしても理想的な数学者のように思われます...

 

②その名称は劇作家ジョン・グエアの戯曲に由来する、全ての人間は繋がっていて、間接的にたどっていけばすべての人間と知り合いになれるという仮説のことを何というでしょう?

 

A.六次の隔たり

本当か?と疑ってしまうような仮説です。余談をしておくと、ジョングエア/の辺りで早押しだとボタンが押されることが多いです。(筆者の経験上ですが...これ以外にジョングエアが振りに出てくるのはまだ見たことがないです)

さて、本題の仮説ですが、単純なモデルで考えてみます。Aさんに友達が何人かいて、その友達にも友達が同じ数だけいるとします。それを6回繰り返します。この時、Aさんの友達がx人とすると、Aさんが知り合いを6回たどってたどり着ける人数はxを6回かけあわせた数になります。そして、Aさんが友達を44人持っているとき、実はAさんがアクセスできる人数が世界人口を超えます。それを考えると、各人に知り合いが44人はいればいいわけですから、あり得ない話ではありません。(もちろん、知り合いが被ることもあるので、一概にそう言えるわけではありませんが…)クイズをしているとこういう概念に突然巡り合えたりするので、面白いところではあります。

 

③マンハッタン、ニューヨーク、ブルックリンといえば、これらのカクテルに使われているお酒は何?

 

A.ウィスキー

カクテルの名前を並べて、共通の材料を聞かれることがよくあります。なので、これはあるあるかもしれませんが、お酒が飲めないのにやけにカクテルに詳しいなんてこともたまに起こります。あまり日常的に飲むことがないようなものでも貪欲に知識を吸収するのもいいかもしれません。

ウィスキーが使われているカクテルは地名(特にニューヨーク辺り)が付けられたものが比較的多いなといった感じです。他にもウオッカから作られるモスコミュールやスクリュードライバーなどがあります。ここら辺についてはまた小出しにしていけたらと思います。

 

今回はここら辺にしておこうと思います。

ではさようなら。